2021/01/22
コロナ対策としての口腔ケアの注意点
感染症対策の日常生活での基本は“手洗い”や“うがい”の励行です。
新型コロナウイルス感染のほとんどは、
①感染者から咳やクシャミで散った飛沫を直接吸い込む、
②飛沫が目に入る、
③手指についたウイルスが口や鼻に入るなど、飛沫感染や接触感染で起きています。
しっかりブラッシングすることは、新型コロナウイルス感染症予防にも有効ですので、以下の点を考慮されることをお勧めします。
○口腔ケアのときの注意
①ブラッシングをするときは、一人で洗面台でする。
②窓を開けて洗面所の換気をよくしておく。
③なるべく唾液など飛散しないよう、優しく丁寧にブラッシングする。
④ブラッシング後のうがいは、飛沫が飛び散らない様、注意してうがいをする。
⑤吐き出す際のしぶきで“エアロゾル”が発生する可能性があるので、吐き出すときには、できるだけ低い位置でゆっくり吐き出すようにする。
また、吐き出すときには、できるだけ口元に近い位置でコップの中に吐き出すようにする。
また、家庭においては、むし歯予防に効果があるフッ化物配合歯磨剤の使用をお勧めします。
○お子さんの仕上げみがきをするときの注意
1.お子さんの仕上げみがきをするときは、ご家族は、マスク、できればメガネを着用しましょう。
仕上げみがきをするときは、ご家族とお子さんとの距離が近くなります。
お声掛けする際に、ご家族の唾液がお子さんに飛散する可能性があります。
また、お子さんからご家族への感染を防止するためにも、マスクおよびできればメガネの着用をしましょう。
前後の手洗いも徹底しましょう。
2.強い力で歯ブラシで歯をこすると、唾液が口のそとに飛散します。「優しく丁寧に」を心がけましょう。
院長